势布形物间,气韵神情中。
写意写意,写人之意。落墨大胆,因格局在胸。细心收拾,并非斤斤计较。开合大气,收放自如是不计较成败,只怕再犯。成败也是艺术家常事,今天之败可利明天之成。局无常势,气无程式,只顾大局,不拘小节。
笔墨手札之八十九。戊子撰,庚子仲夏崇德鱼公盛欣夫于盛庄。
【日语译文】
大所に墨をおき、心細やかに収める。
勢は形の間に布し、気韻は神情の中に。
写意というのは、人の意を書くことである。大胆に墨をつけるのは、構成が胸にあるためである。心細やかに収拾するといっても、細かいことにこだわってけちけちすることではない。大気に合わせて自由自在に操り、成否にこだわらないのである。成否は芸術家の常で、今日の失敗は明日の成功につながる。形勢は無常で、公式もなく、大局だけを顧み、小事にはこだわらない。
筆墨自書の八十九。戊子撰、庚子仲夏崇徳魚公盛欣夫が盛庄で。
大气并不张扬,迟涩可蕴张力。
沉稳不是迟钝,拙劲可治狂妄。
大气在格局,张力在储能。厚积薄发在城府,储备能量为平时。聪明人不事叫卖,艺术家不谙商道。简单、真率、无为而为却是艺术之道。
笔墨手札之九十。戊子撰,庚子中夏语溪盛家木桥鱼公盛欣夫于甬上盛庄。
【日语译文】
大気は枠組みであり、張力はエネルギー貯蔵である。厚く蓄積してこそ薄く発するのは、心にものがあるからである。賢い人は物売りに従事せず、芸術家は商法を研究しない。単純、真率、無為こそ芸術の道である。
筆墨自書の九十。戊子撰、庚子中夏語渓盛家木橋魚公盛欣夫が寧波盛庄で。
放大胸襟,明白得失。
忘掉自己,方入境界。
清人张庚①很有见地:“书之大局,以气为主。字字有骨肉筋血,以气充之,精神乃出,气韵有发于墨者,有发于笔者,有发于意者,有发于无意者。发于无意者为上,发于意者次之,发于笔者又次之,发于墨者下矣。”告诉我们,学会取舍,忘掉自己,发于无意,才是境界。
笔墨手札之九十一。丙申撰,庚子槐夏鱼公盛欣夫并记。
①张庚(1681—1756),原名焘,字溥三,后改名庚,字浦山,秀水(今浙江嘉兴)人。清画家。
【日语译文】
胸襟を大きく開き、得失を理解する。
自己を忘れ、境地に入る。
清の張庚は「書之大局、以気為主。字字有骨肉筋血、以気充之、精神乃出、気韻有発于墨者、有発于筆者、有発于意者、有発于無意者。発于無意者为上、発于意者次之、発于筆者又次之、発于墨者下矣。」(書の大局は、気韻を主として、文字ごとに骨肉筋血が完備して、気でこれを貫けば、精神が出てくる。気韻はある場合は墨から発し、ある場合は筆から発し、ある場合は意から発し、ある場合は無意識から発する。無意識から発するのを上とし、意から発した場合を次とし、筆に発した場合は更にその次とし、墨から発した場合は一番下となる。)と言っている。とても深い見解である。取捨選択を獲得し、自分を忘れ、無意識に発するのが境地だと私たちに教えている。
筆墨自書の九十一。丙申撰、庚子槐夏魚公盛欣夫記す。
线条反映功力,画中可窥德行。
书画者,手工活,功夫事,不能急。既知画如其人,何必去寻侥幸。还是一步一个脚印,踏踏实实功课。一加一,如不等于二,总能加一点,哪怕是零点一,也是加,有加,就是长进。只怕见异思迁,老是改换门庭。如心不定,到头来事难成。所以品德先行,作个防护,让艺术纯粹些。
笔墨手札之九十二。戊子撰,庚子麦候崇德鱼公甫之盛欣夫。
【日语译文】
心を沈めれば浮躁を抑制することができ、品格が画格を左右する。
線は技量を反映し、絵の中に徳行をうかがうことができる。
書画家、手仕事、技量の必要な仕事は、急ぐことはできない。絵は書き手のようであると知っている上で、僥倖は求めない。一歩ずつ、着実に学ぶ。一に一を足すと、二にならないと言っても、少しプラスはできる。0.1 でもプラスする。プラスがあれば上達する。移り気ばかりで、いつも心が定まらないと、結局は何もできない。だから品格道徳を先行させて、芸術を純粋にする。
筆墨自書の九十二。戊子撰、庚子麦候崇徳魚公甫之盛欣夫。

盛欣夫,字甫之,号鱼公。堂号盛庄、梦斋、惕庐、子鱼堂。1949年1月(戊子除夕)生于浙江桐乡(崇德)盛家木桥。书坛名宿邹梦禅弟子,国家一级美术师。中国书法家协会会员,当代作家联会理事,中国武术协会会员,浙江当代中国画研究院副院长,宁波财经学院教授,宁波大学客座教授,政协海曙区第二、三、四届专家型特聘委员,海曙书画院副院长,中国渔业协会渔文化分会理事,宁波渔文化促进会艺术中心副主任,桐乡市书法家协会名誉主席,景德镇鱼画陶瓷研究院名誉院长,鱼公书院院长。
数十年躬读老庄,用心晋唐,意会晚明,深研楚简,独钟简草,书画自己。或书,或画,或文,或陶瓷绘,其实只为书画一件事,人生七成在笔墨。如是走来,乐在其中。曾获"中国书法百杰"称号、第二届中国书法兰亭奖•教育提名奖、嘉兴市人民政府艺术教育成果奖。鱼瓷作品与鱼类绘画双获农业部、中国渔业协会金奖。2019年,书画六件(组)入藏浙江省博物馆等。
主要著作有《甫之识联》《鱼谱》《鱼瓷》《国画蔬果鱼类技法丛谱》《行草十八要旨》《盛庄艺文)(独写人生》(书写入心》《鱼公书画集丛》等30余种。
格言:顺其自然 必有自我
作者の紹介
盛欣夫、字は甫之、号は魚公。堂号は盛庄、夢斎、惕廬、子魚堂。1949年1月(旧曆戊子年の大晦日) に浙江桐郷(崇徳) の盛家木橋に生まれた。書壇の名人でめり権威であった鄒夢禅の弟子で、国家一級美術師である。中国書法家協会会員、当代作家聊谊会理事、中国武術協会会员、浙江当代中国画研究院副院長、寧波財経学院教授、寧波大学客員教授、政協海曙区第二、三、四期専家型特任委員、海曙書画院副院長、中国漁業協会漁文化分会理事、寧波漁文化促進会芸術センター副主任、桐郷市書道家協会名誉主席、景徳鎮の魚の絵の陶磁器研究院名誉院長、魚公書院の院長です。
数十年にわたり老莊をひたすらに読み、晋唐の文化を体得し、明末の文化を理解し、楚簡(竹簡)の研究に動しみ、草書を専らし、自身を書画で表現してきた。書、画、文、陶磁器の絵をのすが、ただ書画に心をこめ、筆と墨の人生を歩んできたが、楽しさはその中にあった。かつて、「中国書法百傑」の称号を与えられ、第二回中国書法蘭亭賞·教育賞にノミネートされた。魚の陶磁器作品と魚類の絵画がいずれも農業部、中国漁業協会の金賞、嘉興市人民政府芸術教育成果賞を受賞。2019年、書と絵六点(組)が浙江省博物館などに所蔵品として収められた。
主な著作には、『甫之識聯』『魚譜』『魚磁』『国画野菜·魚類技法羲譜』『行草十八要旨』『盛庄芸文』『独写人生』『書写入心』『魚公書画集羲』等30余種がある。
格言:自然に従えば、必ず自我有い。
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